アルバム名  Middke of the Road
アーティスト Eric Gales
リリース   2017年

ジミヘンの真似っことかいう人もいるけど、「いま一番のブルースギタリストは誰なの?」と聞かれたら間違いなく、「エリック!エリックゲイルズだよ!」と応えるだろう。でもひと昔前?ふた昔前?に同じ質問されたら「ロバート・クレイ!!」って応えたかも。今月末には新譜がリリースされるからいまから楽しみだ。2009年にドラッグと武器の不法所持で捕まったことがあるが見事に復活。左利きのギタリストで右利き用の普通のギターを使用していることは有名だが、YOUTUBEなどでその演奏を観ると低音弦が下の方にあるから、指の動きと聞こえてくるギターの音が不自然に聴こえてくる。ちなみに松崎しげるも同じように右利き用のギターを反対に持ち替えただけで演奏するが、ジャンルの違いもあるため奏法がまるでちがう。右利き用のギターをそのままダウンストロークすると響きが違って聞こえるため、アップストロークで弾いている場面をよく見かけるが、エリックの場合はそのままダウンストロークでコードをかき鳴らしているように見える。ブルースギターには似合わない響きのような気がするが、あまり違和感なく感じるのは楽曲(ブルースっぽくない楽曲もあるので)のせいなのかもしれない。それにしても新譜のアルバムジャケットはいただけないあなぁ。もっとハングリー感があったほうがブルースマンっぽくていいのに残念。

2017年のNAMMでのセッションはもう最高!


最後に画像はエリック・ゲイルズのためにジョージ・トリップスが設計したオーバードライブペダルMXR EG74 RAW DAWG OVERDRIVE。クラシックなTS系オーバードライブでミッド レンジを調整しゲインを高く設定しているようだ。
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