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アルバム名 ブッタのように私は死んだ  
アーティスト 坂本冬美
リリース   2020年

昨年暮れにリリースされた坂本冬美のシングル盤。大ファンである桑田佳祐に自ら手紙を書いてお願いした曲。昨年末の紅白でのパフォーマンスは印象的だった。全国放送で流す歌詞(内容)ではないよ。だってこの歌詞に登場する主人公の女性は既に亡くなっている「死人」。もう火曜サスペンス劇場のストーリーそのものだから。間奏のトランペットのソロなんて、まさにそれを意識しているかのよう。

時代は50年前まで遡る。北原ミレイが歌う「ざんげの値打ちもない」を思い出さずにはいられない。14歳で初体験、20歳前に愛する人を刺して、牢獄入りした女性の歌だった。

昭和の「情念歌謡」と言われたこの曲を今聞くと、女性の生き方が随分変わったと思う。いまでは女性はこの社会になくてはならない存在だからね。昭和、平成、令和と女性の生き方、考え方が変わっていく過程は80年代、90年代の歌謡曲、ニューミュージック、J-POPを聴くとよーくわかるよ。90年代に弾けた女性像を歌った広瀬香美の「ロマンスの神様」なんてバブル時代を象徴した曲だった。”週休2日、しかもフレックス"、”年齢、住所、趣味に職業、さりげなくチェックしなくちゃ”そして『Boy Meets Girl』だからね(笑)

令和になってどんな女性像が歌われるのだろう?って期待していたら、『ブッタ』だったからホントたまげたよ。蘇る!情念歌謡!!ってか(笑)

歴史は繰り返される
災害も忘れたころにやってくるしね。

輪廻 
終わることがなく繰り返される世界
情念歌謡から、輪廻転生の話になってきそうなので、この辺で。