毎週金曜日はギターのレッスン日。今月からテキストがかわり、レッスンがより楽しくなってきた。以前までの教則本は初見で演奏するためのものだったため、曲になっていない(笑)ありえない旋律を弾くこともしばしば。もちろん曲の途中で何度も転調するから、弾いていて気持ち悪くなる。でも今月からはジャズのスタンダード曲をテーマにしてより音楽的に演奏することをめざすレッスン。「音楽的に演奏する」というのは、「感情や抑揚を意識せず弾く」、棒読みという言葉があるが、「棒弾きしない!」と言った方がわかりやすいかもしれない。必死に指を速く動かすことばかりの練習していたときには、こんなことを考えたこともなかった。いまはピックの硬さ、弦を弾く位置、(ギター本体の)トーンの調整など、ひとつひとつにこだわりを持って演奏することで、オリジナリティのある演奏が出来るような気がしている。これからは「燻し銀」という語句にピッタリな演奏が出来るように頑張ろう。
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