アルバム名　　FIRE&ICE　　
アーティスト　Yngwie Malmsteen
リリース　　　1992年

このアルバムをリリースする前にライターの米持孝秋氏がマイアミの自宅を訪ねている。プールがあるのはもちろん、テニスコートまで完備していたらしい。（テニスをしていればブクブクと肥えないはずなのに。インギー＝テニス？想像がつかない。）もちろんスタジオ完備、リビングには3段積みの100Wのマーシャルアンプ。アルバム付録としてついていたフォトブックにしっかりと写っていた。インテリアとして置いているらしい。

前作までポリグラムと契約していたが、このアルバムからエレクトラに移籍している。ボン・ジョヴィが出演したモスクワで行われた「モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル」でポリグラムがインギーをないがしろにしたというのがその理由らしい。ポリグラムのアーティストでモスクワに最初に訪れたのは本当はインギーなのに、ボン・ジョヴィが最初だとプロモートしたという。さらに前作の「エクリプス」をまともに売ろうとしなかったこともインギーのイライラをつのらせた。そんな不満を爆発させたのがこのアルバムと言うわけだ。相変わらずハーモニクスマイナースケール満載のインギー節が炸裂。（小声で）「たまには違ったスケール弾けないのかなぁ」

収録されている楽曲については、聴かなくても想像出来る曲ばかり（笑）その中で一番のお気に入りは「How Many Miles To Babylon」ノンビリしたテンポが好きでふ。とはいえ、インギーと言えば速弾き！この頃の速度は今はもう無理だろうなぁ