アルバム名　　FRESH　　
アーティスト　JUDY AND MARY
リリース　　　2000年

FRESH（フレッシュ）は、JUDY AND MARY初のベストアルバムだが、実は発売が2000年3月なので、厳密にいえば90年代のベスト20からはランク外のアルバムということになる。
ただ収録されている曲のほとんどが90年代の発表している曲ということで今回はランクイン。初期のころは、恩田快人の作品が多いが96年の「クラシック」以降はTAKUYAの作品が多くなっている。
ベスト盤だけあって、聴きごたえありあり！

収録されている曲が流行った90年代を「失われた10年」という人がいる。

ソ連が崩壊し、アメリカの一人勝ち時代。またIT化とインターネットの普及により現在のようなネット社会の時代が始まりを告げようとしていた。一方では1995年に阪神大震災が発生。また同時期にオウム真理教による一連の事件（松本サリン事件、地下鉄サリン事件等）が起こり、不景気と重なり社会不安が日本を覆った。未成年による凶悪事件も90年代後半から多発し、少年法の厳罰化も行われた。またストーカーやDV、飲酒運転や喫煙といった1990年以前には見過ごされていたような社会問題や倫理問題も議論されるようになり、いい意味では「世の中が良くなった」とも言える。が、悪い意味では「規制だらけで息苦しくなってきた時代」の始まり。

文化面では、90年代前半に音楽面やファッション面で1970年代の流行がリバイバル。音楽ではピチカートファイヴ、フリッパーズギター（小山田圭吾、小沢健二）ら「渋谷系」とよばれたアーティスト達が活躍。さらにヒップホップ も本格的に定着。一定の人気を保ちつつ現在に至っている。90年代後半は小室哲哉がプロデュースした楽曲が次々とヒットを飛ばし、ミリオン（100万枚）、ダブルミリオン（200万枚）が連発するというCDバブル時代でもあった。コンピュータでは、1995年にマイクロソフトから「Windows 95」によって一般家庭にまでパソコンが普及し。２ちゃんねるの登場も1999年。携帯電話が普及し始めたのも90年代半ばだか、若者はポケベル、PHS（通称ピッチ）などが主流だった。

記事の一部はウェキペディアから引用

そんな時代を否が応でも思い出させてくれるあるばむかも。