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アルバム名  Shooting Star In The Blue Sky
アーティスト 大貫妙子
リリース   1993年 JP

初期の大貫妙子といえば、アメリカ、イギリスのロック&ポップスがお手本だったような気がするが、「Romantique」あたりからヨーロッパ色が強くなった。おそらく坂本教授とタッグを組んだことで、疑似ヨーロピアンサウンドを作り上げたのだろう。90年代に入ると今度は小林武史とタッグを組みあらためて英米のポップスにアプローチ。このアルバムはそんな意味でも大貫妙子を代表する秀作となった。極上のポップチューンが散りばめられている。最後の「春の手紙」は2005年の『One Fine Day』でも再演された名曲。このアルバムを聴いたあとに久しぶりにデビューアルバム『Grey Skies』を聴いたが、70年代〜今日までのジャパニーズポップスを語るには彼女は必要不可欠だと思う。