ABBEY ROAD 1969年

196909ABBEY ROAD


【収録曲】
1. Come Together
2. Something
3. Maxwell's Silver Hammer
4. Oh! Darling
5. Octopus's Garden
6. I Want You (She's So Heavy)
7. Here Comes The Sun
8. Because
9. You Never Give Me Your Money
10. Sun King
11. Mean Mr. Mustard
12. Polythene Pam
13. She Came In Through The Bathroom Window
14. Golden Slumbers
15. Carry That Weight
16. The End
17. Her Majesty

ビートルズの事実上のラストアルバムがこの「アビー・ロード」です。アナログ盤のA面は4人のメンバーの楽曲が収められています。B面のあのメドレーはポールが主導権を握って録音されたものだと言われています。

楽曲のことよりもアルバムジャケットに纏わるエピソードがたくさんあります。有名なところでは、「ポール死亡説」
なんでそんな話が浮上したかというと、

「ポール1人だけ裸足」、「ポールは左利きなのに右手にタバコを持っている」、「路上に駐められたフォルクスワーゲンのナンバーが「28IF」 → もし(IF)ポールが生きていれば28歳だったらしい」、そして極めつけが、白いスーツでのジョンは「神父」、ジーンズ姿のジョージは「墓堀人」、黒いスーツのリンゴは「葬儀屋」、そしてスーツ姿で裸足のポールは「ご遺体」だって。

そして、歩道に立っているこのおじさん
たまたまこの通りにいた観光客だというから、驚きです。名前はポール・コールさん、アメリカ人。このアルバムが発売されるまで、自分が写っていることを知らなかったようです。

このアルバムで一番好きな曲は「Golden Slumbers」です。

今売れっ子の俳優「堺雅人」さん主演の「ゴールデンスランバー」という映画の挿入歌にもなっています。この映画は最高に、最高に面白いですよ。
首相暗殺の濡れ衣を着せられた堺雅人演じる「青柳雅春」の逃亡劇を描いた作品です。(この映画の堺さんの方が好きだなぁ)

そして、「Here Comes The Sun」でしょ。
ジョージがエリック・クラプトンの家に遊びに行ったときに作られた曲として有名です。ちなみにこの曲のレコーディングにはジョン・レノンは参加しておりません。
長かった冬に別れを告げ、春が来たことを歓迎するという歌詞とアコースティックギターの旋律がとても印象的です。

さて、CD Review ~The Beatles~編の最終回は、茄子がママ、パパは胡瓜の「LET IT BE」です。