アップルのパソコン向け最新基本ソフト(OS)、「OS X Mavericks」が22日から、無料でダウンロードできるようになりました。

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アップルはこれまで、マックユーザーに対するパソコン向けOSの更新を有料で行ってきましたが、アップルのクレイグ・フェデリギ上級副社長は22日の新製品発表会で、「パソコンのアップデートに何百ドルもかける時代は終わった」と言い、無料提供となったようです。

早速、インストールをしてみました。

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インストールにかかった時間は30〜40分。
メインのiMacにインストールする前にMacBookAirにインストールしてみたのですが、途中で「DISKにインストールできません」のメッセージが現れ、少々慌てたのですが、再チャレンジで何事もなくインストールが完了しました。この手のトラブルは付きものですから、慌てないことが大切です。

新OSのポテンシャルを最高に発揮するためにクリーンインストールをするユーザーもおりますが、クリーンインストールを行うと、当然データが全部消えます。クリーンインストールを行う前には、必ずTime Machineなどでバックアップを取ってから実行しましょう。
(今回はクリーンインストールをしてません)

それでは新機能をご紹介しましょう。

55iBooksが搭載され、MacでもiBookが読めるようになりましたよ!

07マップアプリが追加されました。これでMacでも地図が見られますね。オフラインでも使えるかどうか気になります。

17今回の機能の中で1番気に入っているのがこのカレンダー。フラットデザインでシンプルに!!色の幅でスケジュールと時間を把握できます。

27さらに高速化したSafariにはお気に入りをサイドバーに表示できます。JavaScriptの処理速度は1.14倍、メモリ使用量はChromeの1.28倍少なく、CPU消費量もChromeの1.6倍使わなくなったようです。

37ファイルごとにタグをつけられるようになりました。つけたタグはFinderの左下で一覧でみることが出来ます。そのタグ一覧にファイルをドラッグ&ドロップするとタグをいちいち付けなくても自動でつきます。これは便利!

47これまではデュアルディスプレイにすると、片方がフル画面にしてしまうと、もう片方もフル画面になってしまっていましたが、今回からは片方をフルサイズにしていても、もうひとつの画面では普通に使えるようになりました。さらに2つの画面にメニューバーがつきます。地味な機能ですが、とても便利です。

57そしてナント言っても今回の目玉は、「iCloud Keychain」が登場でしょう。Mac、iPad、iPhoneのSafari上のパスワードを一括管理できるiCloud Keychainが搭載されました。iPhoneで使ったパスワード、クレジットカードはMacでも、iPadでも使えるということです。「1Password」でパスワードを管理していたユーザーは、Safariだけなら1Passwordは必要ありません!!パスワードの製造も可能です。

05通知機能も進化しました。Macをロック状態にしていてもその間にきた通知は、次にログインするときに通知の一覧が見られます。ウェブサイトの更新も通知で受け取られるようになりました。

16タブが付いたFinderを搭載。

25そんなこんなのうれしい機能満載の「OS X Mavericks」無料配布に感謝です。