アルバム名:Watercolors(1977年)
アーティスト名:Pat Metheny

Pat Metheny


当時このアルバムを聴いたときは凄い衝撃を受けました。いまであればそれほど驚きもしないのですが、この音、彼がギターで弾く旋律のひとつひとつがとても新鮮でした。メロウなサウンドというのはこのアルバムの彼が創り出すサウンドそのもののことを言うのでしょうね。5曲目の「River Quay」ではベースとのアンサンブルが最高です。この当時、このベースのサウンドはあまり聴くことができなかったと記憶しています。アルバムタイトルの「ウォーターカラーズ」と言うのも大好きなタイトルです。透明感があり、どんな色にも自由自在に変えられる水のような彼のギターサウンドを示しているかのようです。