Clapton Chronicles by Eric Clapton(1999年)

51Clapton Chronicles - The Best Of Eric Clapton数多くあるベスト盤の中で最高のベスト盤でしょうね。そして「ギタリスト」のクラプトンというより、「ヴォーカリスト」のクラプトンを印象づけた作品16曲が収録されているような気がしますね。80年代後半から90年代にリリースされた作品のベスト盤ということになりますが、この10年間でおそらくファン層もさらに広がったのではないかと思います。

収録曲にひと言コメントを。

1. Blue Eyes Blue … この曲をオープニングに持ってきたことに納得
2. Change The World … 90年代の代表曲ですね。
3. My Father's Eyes … トレモロのかかったギターに上品なディストーション・ギターが印象的です
4. Tears In Heaven … 涙なしでは聴けません。
5. Layla … アンプラグドはここから始まった
6. Pretending … スネアのゲートリバーブが時代を感じさせます
7. Bad Love … 70年代のクラプトンを思い起こします。ちょっとレイラに似ているけどね。
8. Before You Accuse Me … やっぱブルースでしょ。渋めの彼のヴォーカルは最高!
9. It's In The Way That You Use It … この出だしはクラプトンでは珍しいかも
10. Forever Man … ノリが最高!
11. Running On Faith … [ライブ]スライドギターのサウンドが楽曲をさらに雰囲気あるモノにしています。
12. She's Waiting … フランジャーが強烈にかかったイントロは、ちょっとクラプトンらしくないかも…。
13. River Of Tears … 3/4拍子ではなく6/8拍子ですね。
14. (I) Get Lost … 生ギターとストリングスのアレンジは大好きです。
15. Wonderful Tonight … [ライブ]イントロは心にしみます。