Retraced by Jake E.Lee（2005年）

RATT(ラット）の前身ミッキー・ラット、オジー・オズボーンバンド、バッドランズを経てソロになったジェイク・Ｅ・リーは日本人の母親を持つ日系のギタリストです。名ギタリストを発掘し続けていたオジー・オズボーンバンドのオーディションに合格し、「BARK AT THE MOON」と「THE ULTIMATE SIN」の2枚のアルバムに参加しています。この実績が彼をギタリストしての箔がつきました。このアルバムは8年がかりで完成させた最初のソロアルバムになります。カヴァー曲（フリー、ジョニー・ウィンター、モントローズ、トラパーズ、グランドファンクレイルロードなど）ばかり収録されたアルバムですが、彼の音楽センスはコレ1枚聴くだけでよーく分かります。根っからのハードロック野郎ですね。派手なプレイはありませんが、ブルースを基本としたフレーズ、そしてリフのアイディアはさすがです。彼の1音半のチョーキング（短3度音程を上げる奏法）やエッジの効いたサウンドは最高ですねぇ