「センチメンタル通り」はちみつぱい(1973年)

92 はちみつぱい 「日本語でロックする」こと、「ロックを日本語でする」こと。当時はよくそんな記事が音楽雑誌で語られていたような気がします。はちみつぱいは、どちらかと言えば「ロックを日本語でする」だったでしょうね。残念なことに「はちみつぱい」のアルバムはこの1枚のみで、これが唯一の作品です。はちみつぱいの音楽を知っている人は、のちにこの世に出てくるムーンライダースを聴いても、新鮮みがなかったでしょうね。
そう言えば、当時は岡林信康は「下町」ってイメージだったけど、「はちみつぱい」は何故か「下町」ではなく、「ダウンタウン」って言うイメージでした。このアルバムを聴いてアメリカを感じていたのでしょうね。