中島美嘉中島美嘉DVD






ミーハーだと言われようが良いものはいい!
ということで、中島美嘉の1年半ぶりとなる5枚目のアルバム「Voice」の初回限定版を買って来ました。初回限定版はDVD付きです。最近はこの手の商法が一般的になってきましたが、2003年にメタリカがアルバム「St.Anger」を発表した時にDVDが付いていた時には驚いたものでした。それが今は当たり前のようになりましたね。

今回、初回限定版にこだわったのは、幻のバンド「MICA3CHU」の映像を見るためです。映像をご覧になった方はご存知だと思いますがご期待どおりに過激なパフォーマンスをやってくれてますよ。

さて、肝心のアルバムはというと困難に立ち向かう全ての人にエールを送った『LIFE』、「中島」=「星」=「冬」といういつもの方程式でつくられた『ORION』、女芸人”森三中”とのコラボロックバンド”MICA 3 CHU”で世間の度肝を抜いた『I DON’T KNOW』、ひたむきながらも強い意志を貫く女性像を描いた『永遠の詩』、別れの切ない春歌った『SAKURA〜花霞〜』(DAISHI DANCE Ver.)、更に!配信限定でリリースされ、そのクオリティゆえにCD化の声が殺到した『あなたがいるから』など全14曲を収録してます。タイトル『VOICE』通り、中島美嘉の”声”、が堪能できる一枚です。

このアルバムのもうひとつの魅力は、現在のJ-POPを支えているコンポーザー、アレンジャーが集結しているのも忘れてはいけません。

COLDFEET(Lori Fine)M-9,10,11
アメリカ人の父、琴のプレイヤーである日本人を母に持つオレゴン生まれのコンポーザー兼ヴォーカリスト。1998年Sony Musicとアルバム7枚の契約を結び、シングル「Pussyfoot」などをリリースしている。またこのプロモーションビデオは、国内の音楽番組にてヘビ−ロテーションを獲得、MTVヨーロッパのプログラム「Party Zone」を通じて世界41カ国、6千万世帯に向けて放送されたのは有名。

長瀬 弘樹 M-2
作詞家、作曲家、アレンジャー、シンガーソングライター、セッションボーカリストと多面的な顔を持つ京都大学文学部卒業の異色音楽家。アルバム『Dawn』発表後、主に楽曲提供を中心に活動。橘慶太のライブ、アニメ系のバックコーラスなどでも活躍している。数々のアーティストにも楽曲を提供しており中島美嘉「見えない星」、KinKi Kids「ノー・チューンド」、島谷ひとみ「深紅」などがある。
このアルバムでは、「SAKURA 〜花霞〜 (DAISHI DANCE)」の楽曲を提供しているが、DAISHI DANCEヴァージョンということで、「君をのせて」などジブリアニメの有名なあのフレーズが挿入されている。

松浦晃久 M-7
作曲家、編曲家。
アレンジャー星勝、元安全地帯の武沢豊らと共にプロデュース集団「Kプロジェクト」を結成。
また浜田省吾等のレコーディングなどに参加するなど、80年代から現在までJ-POPを陰で支えている大物コンポーザー兼アレンジャー。

Sin M-4
Shin 橋本。ピアニストであり、プロデューサーであり、アレンジャーでもある。いわばミュージッククリエイター。

百田 留衣(ももた るい )M-5
作詞家、作曲家、音楽プロデューサーであり、ミュージシャンでもある。大阪出身。幼い頃にクラシックギターを弾きはじめてから音楽一筋の。18歳でバンドのギタリストとして活動した後、ボーカリストに転向。2000年、Pay_money_To_my_Painの澤村パブロ良明と「GIRAFFE」というユニットでメジャーデビュー。2002年に解散後に、SHAMEのボーカリスト・前田一人と「ORCA」を結成するが、現在はアーティストへの楽曲および歌詞提供、アレンジャー、プロデュース、ギタリストとして活躍中。

横田春菜(よこた はるな) M-6
ソニーSDオーディションで準グランプリを取り、大学卒業後に東京上京。LOVE PSYCHEDELICO日本武道館公演でコーラスを担当する他、地元福井で音楽を活動を続けている。2008年10月には「起動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線」主題歌「Mr.Lonely Heart」シングルを発表。2009年1月には坂本真綾アルバム「かぜよみ」に「カザミドリ」を提供予定。

Lensei M-8,13
オーストラリアで活動していたアーティスト、ソングライター。もちろん出身もオーストラリア。
詳しいことは分かりませんが、きっとBilly Joelがお気に入りのアーティストのような気がします。

TOMOKAZU MATSUZAWA M-12
2001 年にAKI HISHIKAWA と結成したプロデュース・チームで活躍。ハイ・クオリティ・サウンドとグルーヴ感で、日本のR&B、ヒップホップ、ポップスのレベル・アップに貢献。それぞれキーボーディスト、DJ としても活躍中。プロデュース作品は平井堅、CHEMISTRY、ゴスペラーズ、稲垣潤一、Crystal Kay、Sowelu、加藤ミリヤ、中島美嘉、倖田來未などがある。

柴田淳 M-14
東京出身の美形シンガーソングライター。多摩大学卒業で愛称はしばじゅんまたは柴子として親しまれている。音楽以外にも、ラジオパーソナリティ・女優・エッセイスト・ナレーターなどマルチな分野で活躍中のこれからが楽しみなアーティスト。


そして、さらにお勧めがなのが大西慶明氏のミックス。奥行きのある音処理でドリーミーな楽曲では透明感のある幻想的なミックス、そして時にはグルーヴィーなミックスで楽曲をさらに引き立てています。本当に素晴らしい!iPodなどヘッドフォンで聴くとさらに良さが分かるアルバムです。というわけで、このアルバムは間違いなく2008年を代表するアルバムでしょう。