sladeロックを好きになった理由が実はこのアルバムで、このバンドなんです。1972年に発売されたこのアルバム、当時グラムロックなんて言葉を知らなかった時からホウキを持って、デイヴ・ヒルのまねをしていたものでしたよ。あれから36年という年月が経ってしまったけど、今でもたまに聴くと、もう最高の気分に浸れますよ。だみ声&ハイトーンのノディ・ホルダー、ヴァイオリンが得意なベースのジム・リー、現在でも現役で活躍しているというドラムのドン・パウエル。全員が僕にとってはアイドルでしたね。すべてカタカナ英語で歌えるぐらい何度も聴いたなぁ〜。今ではLP盤もすり切れてしまい、パソコンのiTunesから流れる活かしたグラムロックに耳を傾けてます。「Look at Last Nite」英語で「night」を「nite」って書くって彼らに教えてもらったけど、中学の英語の時間にそれは間違いだって、英会話も出来ない先生に怒られたことがあったなぁ〜。「Gudbuy T'Jane」も「Goodbye」ではないもんなぁ、「Cum on feel the noize」これも「Come on」じゃないし…。おかげで英語に対する興味は人一倍あったような気がする。よう話せないけど…。こんなバンドに夢中になって、そりゃもう、Mama weer all crazy now!

Janis Joplinの大ヒット曲「Move Over」をカバーした彼らにも脱帽。そりゃ、もう最高なんだけど、この曲の歌詞がねぇ〜。この曲は女性が男性に「どっちにするの早く決めて欲しい」「なんてみじめなわたし」「私の恋人になって!」という内容ですよね…。松任谷由実の曲を男がカバーするようなもんだもんなぁ〜。徳永英明の「Vocalist」企画を30年以上前にやっていた感じ。素直に訳すと「席を譲って!」ってこと…?

まぁ、そんなこんなで、GWも最終日を迎え、明日からの仕事のことが脳みその2/3を占めている今、Sladeを聴きながら、本物のギターを抱えてデイヴ・ヒルになりきって、現実逃避しま〜す。