More Stuff1976年アルバム「STUFF」で衝撃のデビューをしたスタッフの第2弾アルバム。1977年のリリースです。ディスコミュージックの「ハッスル』でおなじみのヴァン・マッコイのプロデュース。スタッフのメンバーは元々、ポップシンガー、ソウルシンガー、ディスコバンドを経験しており、全員がある意味リズムセクションと呼べるバンドなのでこのグルーブ感をだせるのでしょう。

メンバーは、コーネル・デュプリー(g)、エリック・ゲイル(g)、ゴードン・エドワーズ(b)、リチャード・ティー(key)、スティーウ゛・ガッド(ds)、クリストァー・パーカー(ds)である。このバンドのリーダーがベースのゴードン・エドワーズであることはあまり知られてません。スーパースターが勢揃いしたこのバンドですが、何と言って角度のある眼鏡でしぶくギターを奏でるコーネルおじさんが最高でしょう。残念ながらリチャード・ティーとエリック・ゲイルは、癌で既に他界してます。リーダーのゴードン・エドワーズが現在でもスタッフの名でライブ活動を続けているということですが、リチャード・ティーのフェンダーローズの音色とあのフレーズがないと本物のスタッフとは言えないでしょうね。

収録曲
01. ジス・ワンズ・フォー・ユー
02. アンド・ヒア・ユー・アー
03. サブウェイ
04. あこがれの君
05. ハニー・コーラル・ロック
06. ブラザーがのった時
07. アズ
08. ニード・サムボディ

4曲目の「あこがれの君」でヴォーカルを披露しているのは、ベースのゴードン・エドワーズ。だみ声が印象的ですが、日本公演ではこの曲でコーネルとリチャードが掛け合いをしたのは有名らしい。観たかった。

7曲目の「アズ」は言わずと知れたスティーヴィ・ワンダーも大ヒット曲。今は亡き、リチャードのローズ、エリック・ゲイルのギターは何度聴いても涙ものの名演ですね。

YOUTUBEの動画(静止画?)は、ファーストアルバム「スタッフ」から♪My Sweetness♪です。昔、FM-NHKの午後の番組のオープニング曲として使用されたのがとても懐かしいですね。