80年代の日本のミュージックシーンはというと、ニューミュージックと呼ばれていた時代から「J-POP」呼ばれる時代へ移り変わってきた時代である。歌謡曲と呼ばれたジャンルのアイドル達(花の中三トリオ、新御三家、ピンクレディ他)は次々にブラウンから消え、ニューミュージックの代表的なバンドオフコースも82年には活動を停止。荒井由実は松任谷氏と結婚後、新たなアプローチ(作品、プロモート等)で生き残りを図り、見事に成功への道を歩み始める。また第2次アイドルブーム的な動きが民放テレビ局から発生。「オールナイト・フジ」「夕焼けニャンニャン」の放送開始とともに新たなアイドルが登場する。またジャニーズ系が勢いを増した年代でもある。(たのきんトリオ、光ゲンジ等)
そして80年代も終わりかける頃、「イカすバンド天国」」の放映とともにバンドブームが到来するのである。

☆80年代J-POPの代表的なアルバム☆

大滝寺尾