linkin park新作アルバムを3連チャンで紹介する企画の第1弾。
2000年にデビューアルバム「ハイブリット・セオリー」で1ヶ月で50万枚を売り上げた恐るべきバンド。オリジナルアルバムとしては、通算3枚目になる今回のアルバムは、期待を裏切らないアルバムに仕上がっている。結成当初は5人で活動を開始。01年には6人目のメンバー、フェニックス(b)を迎えている。このバンドの特徴は何と言っても2人のヴォーカリストの存在。甘めのヴォーカルとラップとの対比はもちろんのこと、かけ合いヴォーカルも曲を盛り上げる最大の武器になっている。さらに重量感あふれるサウンドは健在。前作『メテオラ』(03年)同様にメロディアスなサウンドを展開しており、今後全世界で1,000万枚を売り上げるのは時間の問題であろう。1曲目の「Wake」ではアナログ盤に針を落とした時の例のノイズで始まり、重厚感あるサウンドに展開、そしてクランチ・ギターのカッティングで2曲目「Given Up」に突入。♪I've given up,I'm sick of living〜♪の叫び声はそのメロディとともに強烈に脳裏に焼き付けられること間違いなし。

彼らが発売するどのアルバムも好調なのは楽曲の素晴らしさの他にメディアを利用した戦略があるからだろう。特に映画とのコラボは積極的なようだ。『ドラキュリア』(2000年)、『マトリックス・リローデッド』(2003年)のエンド・クレジッド、『S.W.A.T.』(2003年)、『コラテラル』(2004年)、『マイアミ・バイス』(2006年)等々…。
ライブアースも7月7日に終了。ニュー・アルバムリリース後初の日本公演となったリンキン・パークは、新作からも演奏したようだ。11月のジャパン・ツアー決定というビッグな情報も入っている。詳細は未定。
最後に彼らのHPを紹介しよう。